【MLB】メッツ4-3パイレーツ(5月12日・日本時間5月13日)          
5月12日(日本時間5月13日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ対ニューヨーク・メッツ対の一戦で、パイレーツの若きエース、ポール・スキーンズが剛速球で三振を奪った。
2回表の攻撃でパイレーツが1点を先制し、1-0で迎えたその裏・メッツの攻撃、1死一、二塁の場面で打席に立った8番ブレット・バティに対してスキーンズは、初球、2球目と、130km/h台半ばのスライダーを外角いっぱいのところへと投げ込み、それぞれ見逃しを誘っていきなりカウント0-2と追い込むと、3球目、外角高めのボールゾーンへと外した156km/hの速球をバティが見送り、カウント1-2に。するとスキーンズは、続く4球目、外角低めのボールゾーンへと投じた143km/hのチェンジアップで、バティにファウルを打たせた上で、勝負の5球目、胸元を突く157km/hの剛速球を投げ込み、空振り三振に。打ちにいったスイングではあったものの、結果的には“かすりもしない空振り”となったことから、バティはなんともいえない表情を見せながら、ベンチへと引き上げていくこととなった。
一打同点のピンチでありながらも、まったくそれを感じさせず、落ち着き払った態度でバティを“計算通り”の空振り三振に切って取ったスキーンズに、ファンからは「速っ!」「ヤバい」「これは打てない」「笑うしかない」「もはや暴力やな」「体感10キロ以上速く見えてそう」「完成度高すぎ」「まだ22歳なんか…」といった様々な反響が巻き起こることに。