
調味料を相手の“目”に塗りたくったとみられるインド国籍の男らを逮捕。凶器に使われたのは“スパイス”でした。
■スパイス“凶器” インド人逮捕

ひげをたくわえたインド国籍の男。逮捕・送検されたシャルマ・アマン容疑者(31)です。
アマン容疑者らインドとネパール国籍の4人は、50代の男性から“大胆な手口”で現金を奪おうとした疑いが持たれています。

犯行に使われたのがスパイスです。
事件は3月、埼玉県吉川市の路上で起きました。被害に遭った男性は会社を経営していて、この時、41人分の給料合わせておよそ780万円を持っていました。

その男性を待ち伏せしていたのがアマン容疑者ら4人。マスクをし、黒のゴム手袋をつけた実行役が男性に近付き、背後からスパイスを目に塗り付けたのです。
4人とも飲食業にはかかわっておらず、スパイスは家庭用だったそうです。
男性が周囲に助けを求めたため、アマン容疑者らは現金を奪わずに逃走。男性は、全治およそ2週間の結膜炎と診断されたということです。
なぜ4人は、男性が現金を持っていたことを知っていたのでしょうか。
警察によると、アマン容疑者は男性が経営する会社と派遣契約を結んでいて、事件当日が給料日と知っていたことから犯行に及んだとみられています。
アマン容疑者らは「金に困っていた」という趣旨の話をしているということです。
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