県民が熱愛する…群馬&栃木の絶品ローカルグルメ「東京に出店してほしくない」
この記事の写真をみる(25枚)

 今アツい!関東のご当地チェーン。今回の舞台は群馬&栃木。県民が熱愛!県をまたいで行く価値アリの絶品ローカルグルメが満載。

【画像】群馬のスポーツイベントでは、ほぼ必ず用意されている「鳥めし弁当」

1975年創業の「GGC」

群馬県民がゾッコンの「GGC」
拡大する

 今熱い、北関東のローカルチェーン。

群馬県民
「東京に出店してほしくない。群馬に食べにきてほしい」
「なんで、こんなに柔らけぇんだんべ」

 今回は、思わず食べに行きたくなる群馬と栃木の絶品グルメを追跡。

 皆さん、「GGC」を知っていますか?

 まずは、群馬県のローカルグルメといえば…。

群馬県民
「GGC」
「GGC」
「GGC、めっちゃおいしいです。大ファン」

 群馬県民がゾッコンの「GGC」とは?

 迫力満点。肉厚でジューシーなお肉が大人気。県内に6店舗展開するハンバーグステーキ店、1975年創業の「GGC」。

県民を虜にしているのが、地元県産・上州牛のステーキ
拡大する

群馬県民(40代)
「100回くらいは来ています」
「とにかくおいしい。上州牛がやっぱりおいしい」

 県民を虜にしているのが、地元県産・上州牛のステーキ。身が引き締まった赤身と程よい脂肪で肉のうまみがしっかり味わえます。

群馬県民(60代)
「北関東にも、こんなにおいしい肉を食べられる店があるのかとビックリする」

1週間以上かけ、じっくり熟成
拡大する

 創業時からの人気メニュー「熟成牛ハラミステーキ」。1週間以上かけ、じっくり熟成させた上州牛の柔らかさとジューシーなうまみが堪能できます。

群馬県民(60代)
「永遠に食べられます」

柔らか食感を堪能できる人気メニュー
拡大する

 さらに、熟成牛ハラミをベーコンで巻いた「GGCステーキ」は肉のうまみをベーコンで閉じ込めたひと品。そして、ホロホロになるまで煮込んだ国産和牛の「ビーフシチューハンバーグ」も柔らか食感を堪能できる人気メニューです。

群馬県民(40代)
「東京に出店してほしくない。群馬に食べに来てほしい」

人気ナンバー1
拡大する

 GGCにゾッコンの女性がオススメするのが、人気ナンバー1の半熟卵がのった「GGCハンバーグ」です。肉の中には、トロトロのモッツアレラチーズが!しかも…。

「卵が半熟、とろっとろなんですよね。ソースと絡んで、すごくおいしい」

 卵とソースが絡んだとろーりチーズ。お肉との相性バツグンです。

誕生月に来店すると「デザートプレート」の無料サービスも
拡大する

 しかもGGCの魅力は「グルメ」だけではありません。

 誕生日を祝う客が殺到。その数、年間4000組以上。実は、誕生月に来店すると「デザートプレート」の無料サービスが受けられます。

 夫の71歳の誕生日を祝うご夫婦。夫婦にとって、かけがえのない時間だと言います。

群馬県民(70代)
「人生を潤してくれる場所ですね」
「幸せだよね」
「幸せです」

地元民が認める“群馬県の味”

スポーツイベントでは、ほぼ必ず用意されている“群馬県の味”
拡大する

 続いては、群馬県民の生活に欠かせないローカルチェーン。スポーツイベントでは、ほぼ必ず用意されているのが、甘しょっぱい秘伝のタレが薄切りの鶏肉に染み込んだ「鳥めし弁当」です。

 年間400万食も販売。地元民が認める“群馬県の味”です。

群馬県民(30代)
「もはや“第2のお袋の味”」

群馬県民(40代)
「ソウルフード。これが “ザ・群馬”」

 作っているのは、群馬県民で知らないものはいないと言われるローカルチェーン、1953年創業の「登利平」。

 息子夫婦ともども登利平にゾッコンの常連ファミリー。

群馬県民(70代)
「登利平来て、鳥ご飯食べなきゃまずいでしょ」

群馬県民(30代)
「登利平は、この薄さがおいしい」

群馬県民(70代)
「薄い」

極上の味に
拡大する

 この薄さが甘辛いたれを吸収しやすくなり、極上の味になります。

 そして、息子夫婦が食べているのが店舗限定のメニュー。店内で人気ナンバー1の「鳥合わせ定食」。モモ肉の唐揚げとムネ肉のチキンカツ。

群馬県民(40代)
「ムネとモモが両方入っているので、食感が2度楽しめる。たれが付いているので、絡ませて食べることでご飯が進む」

 甘いたれごはんの味に、県民もゾッコンです。

 こちらの常連さんは、ムネ肉の柔らかさに感激していました。

群馬県民(50代)
「歯がいらないほど柔らかい。なんで、こんなに柔らけぇんだんべって本当に思いますよ。唇だけで食えちゃう。これも歯がいらない、唐揚げも」
「(Q.登利平さんは歯がいらない?)歯がいらない。年寄りの人も大丈夫です」

うどん日本一決める大会で3連覇の名店

「分福茶釜」の舞台、群馬県館林
拡大する

 続いて、県民熱愛のローカル店はカワイイたぬきがお出迎え。釜に化けたたぬきが福をもたらす昔話「分福茶釜」の舞台、群馬県館林からです。

群馬県民(40代)
「うどんは、ここが群馬の中で一番おいしいと思う」

 群馬県を中心に8店舗を展開する「花山うどん」。うどん日本一を決める大会で3連覇を果たした名店です。

 名物は“一度見たら忘れられない”郷土料理です。

大阪から(20代)
「ぱっと見、ラザニアと見まがうような」

群馬県民(50代)
「“一反木綿”みたいな」

群馬県の郷土料理「ひもかわうどん」
拡大する

 それが、見た目はまるで「一反木綿」!?群馬県の郷土料理「ひもかわうどん」です。

弾力がありながらツルッと口に入る幅広麺
拡大する

 麺の幅は、なんと5センチ。ですが、薄さはわずか1.5ミリ。

 そのため、弾力がありながらツルッと口に入る幅広麺。のど越しはバツグンです。

東京から(30代)
「すごいツルツル。コシがありますね」

 コシがあるもっちり麺に、県民もゾッコンです。

群馬県民(50代)
「幅が広いから、食べ応えがありますね」

ナンバー1グルメ
拡大する

 ナンバー1グルメは、かわいいたぬきの器に具材がたっぷり入った「鬼御膳」です。

群馬県民(70代)
「これは、どんこシイタケ。良いシイタケよ」

埼玉県から(60代)
「味が染み出てすごくおいしい、このシイタケ。厚いんですよね」

群馬産の肉厚シイタケ
拡大する

 かむとジュワッとうまみがあふれる群馬産の肉厚シイタケは、風味豊かで歯応えも抜群。さらに、豚肉を使った釜玉うどん「鬼釜」は…。

「鬼釜」
拡大する

埼玉から(60代)
「薄いバラ肉なので、すごく食べやすい。味が染みていて」

 特製だしにひたした群馬県産の豚肉を甘いだしじょう油と卵で絡めると、とろけるようなうまみが…。

天日干しの環境を再現
拡大する

 1894年に創業したこの店。この地域は、もともと小麦の生産が盛んだったことから、天日干しの環境を再現して当時のままに作っています。

 品質の高さから、お土産や通販でも注文が殺到。

埼玉から(60代)
「大満足です。おいしいもの食べて、お土産も買えて」
「おなかもいっぱいで、ねっ!」
「ねっ!」

 さらに、この時期オススメなのが4年前、群馬を代表する温泉地にオープンした伊香保店。観光のついでに、うどんを楽しむ客が殺到しています。

長野から(40代)
「紅葉がきれいそうだったから」

群馬県民(30代)
「伊香保は(都内から)半日で行って帰ってこられる」

 人気メニューは、伊香保温泉のシンボル、石段街をモチーフにした「石段合い盛り二味」。さらに、長さ32センチ!海老天と丼のたれで仕上げた「海老天の押し寿司」は伊香保店限定メニュー。

「宇都宮みんみん」地元ならではの食べ方も

 所変わって、栃木県のローカルチェーンといえば…?

栃木県民(60代)
「30年以上前から行っています」
「何個でもいけちゃうぐらい食べやすい」
「本当に入っちゃうんです、自然に」

 連日大行列のローカルチェーンを訪れると…注文で“謎の言葉”が飛び交っていました。

宇都宮餃子
拡大する

 お客さんのお目当ては、ゴマ油でカリッと焼き上げた宇都宮餃子。

栃木出身(50代)
「餃子といえば『みんみん』」

茨城から(80代)
「飽きがこない。何回食べても、また食べたくなる」

 宇都宮餃子のシンボル。県内で9店舗を展開する1958年創業の「宇都宮みんみん」。

埼玉から(60代)
「おいしい」

茨城から(70代)
「2皿は食べられます。ニンニクの匂いがしないから好きなの」

具材の7割が野菜
拡大する

 女性でもペロリと食べられる秘訣は、あんの具材にありました。

 実はハクサイをメインに、具材の7割が野菜です。そのためシャキシャキ食感で味もあっさり、ニンニクのニオイがほぼしません。

 日本で初めて餃子を食べるカナダ人も…。

「オーマイガッ!」
「具が信じられないぐらいおいしい」

 メニューは「焼(ヤキ)」ギョーザ と「揚(アゲ)」ギョーザ と「水(スイ)」餃子の3種類のみ。

埼玉から(60代)
「どれもおいしいんですよ。スイはプルプル。アゲはカリッと。どれもおいしい」

地元ならではの食べ方も
拡大する

 特に地元で、焼き餃子に匹敵する人気なのが「水餃子」です。

 餃子はゆでたお湯と一緒に提供されるため、調味料はそのまま器へ。自分好みの味付けができます。

 実は水餃子、地元ならではの食べ方があるそうです。

栃木県民(70代)
「タレを入れて飲む」
「(Q.飲むの!?)酢入れるから、さっぱりする」
「おいしいよね」

埼玉から(50代)
「おいしいですよ。しっかり餃子のだしがきいてますから」

 スープと餃子の味を“二刀流”で楽しめます。

茨城から(60代)
「スープも飲んじゃいます」

 スープ初体験だというお母さんは…。

茨城から(60代)
「スープもおいしいし、中もプルプルでおいしい」

茨城から(70代)
「満足感でいっぱいですね。最高です」

最後の一口まで楽しめる…濃厚スープパスタ

 今、宇都宮にローカルチェーンのニューカマーが到来。1997年に創業、県内で2店舗を展開するイタリアンの行列店「スパ屋」。

宇都宮でもトップクラスの濃厚さ
拡大する

 看板メニューが、宇都宮でもトップクラスの濃厚さの「自家製ミートソース」。超粗びきの牛肉を自家製デミグラスソースで3日間じっくり煮詰めた、濃厚ミートソースです。

 幅3ミリのモチモチ極太麺が濃厚ソースに絡んだボリューミーなぜいたくパスタです。そのお味は…?

栃木県民(60代)
「普通のミートソースとは全然違う、味が。牛肉のうまみが、そのままパスタと絡む。これ以上のものは、ちょっと宇都宮では食べたことない」

 さらに赤ワインで煮込んだ栃木県産・黒毛和牛を“すき焼き”のようにスライスした「黒毛和牛の濃厚ミートソース」は、肉のうまみがたっぷり詰まった甘くて濃厚なひと品。

インパクト抜群
拡大する

 他にも、インパクト抜群!「渡り蟹のトマトクリーム」や、濃厚でプリプリ!広島産の大粒カキが入った旬のぜいたくパスタ「牡蠣とクリームチーズのトマトソース」も。

 中でも、最もインパクトがあると評判なのが…。

栃木県民
「ガッツリ食べたい人は『大統領』。ラーメンみたいな…」

 それが…。

栃木県民(30代)
「すごいですね。あふれ出ている」

最後の一口まで楽しめる濃厚なスープパスタ
拡大する

 こちらが、名物「大統領のミートソース」。最後の一口まで楽しめる濃厚なスープパスタです。

 自慢の濃厚ソースに、クリームソースやトマトソースなどパスタで使う、あらゆるソースをブレンド。まさにオールスターな濃厚スープパスタです。

栃木県民(40代)
「これにおぼれに来ました。こういうお風呂があったら入ってみたい」

 20年近い常連だというこの男性、実は…。

栃木県民(40代)
「きょう、お誕生日なんです。だから、ここで食べたいって言って」

高さ45センチ
拡大する

すると、高さ45センチの巨大クリームソーダがバースデーサービスされました。

 店のサービスを知り尽くすこの男性が、パスタの“ツウ”な食べ方を教えてくれました。

“ツウ”な食べ方
拡大する

栃木県民(40代)
「残ったところに、ごはん」

 シメに一口サイズのガーリックライスを投入。残ったスープに絡めて リゾット風に味変させます。

栃木県民(40代)
「飲み干しました」

 スープパスタ体験が誕生日の思い出になりました。

「スパゲッティが思い出のしおりとなって」
拡大する

スパ屋 加藤裕社長
「店のスパゲッティが思い出のしおりとなって、楽しい思い出作りのお手伝いができれば」

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(25枚)