
7日未明、防衛省は中国軍の戦闘機が自衛隊機に対して、2度にわたりレーダー照射を行ったと発表しました。
【画像】沖縄本島と宮古島の間を航行した中国の空母とミサイル駆逐艦
空母「遼寧」から発艦 日本は抗議
防衛省によりますと、6日午後4時半ごろから沖縄本島・南東の公海上で、中国軍の空母「遼寧」から飛び立った戦闘機が対領空侵犯措置を取っていた自衛隊の戦闘機に対してレーダーの照射を断続的に行いました。
また、午後6時半すぎから中国軍機は別の自衛隊機へも照射したということです。
自衛隊機や隊員に被害はありませんでした。
政府は中国側に対して強く抗議したうえで、再発防止を厳重に申し入れました。
中国の空母「遼寧」のほか、ミサイル駆逐艦3隻は6日、沖縄本島と宮古島の間を抜けて太平洋へ進んだといいます。
空母「遼寧」は、戦闘機やヘリコプターの発着艦の訓練を行ったことが確認されています。
自衛隊は中国の空母から航空機の発着があったため、戦闘機を緊急発進させていました。
中国の空母が3隻体制となってから、日本近海での活動が確認されたのは初めてです。
(「グッド!モーニング」2025年12月7日放送分より)
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