日中関係が冷え込む中、日本への留学を目指す中国の学生などが受験する日本語能力試験が行われました。受験生からは不安の声も聞かれました。
日本語能力試験は、日本を含む世界90カ国以上で行われている試験です。中国は受験者数が最も多く、ここ数年は増加傾向ですが、中国のSNSでは試験を前に、「受験するのをやめた」といった投稿があり、日中関係を気にしてか受験を避ける動きも見られました。
「これからの状況が不透明だが、今は試験に専念したい。国を信じます」(受験生)
「関係があまり良くないから、両親が日本での混乱などを心配している。個人的には心配していない」(受験生)
「来年4月に留学したい。最近の状況を受けて留学しにくくなっている」(受験生)
(ANNニュース)
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