初の「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を元気象庁長官・西出氏が解説「巨大地震が起きた領域は数倍確率が高い」さらなる地震に注意喚起「いつでも避難できる態勢を」 ニュース解説 2025/12/09 09:11 拡大する 8日午後11時15分ごろ、青森県で最大震度6強を観測した地震を受け、気象庁は運用開始後では初となる「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表した。津波注意報は解除されたが、このあと、どのように備えていけばよいのか?元気象庁長官の西出則武氏に聞いた。 「あくまでも過去事例から確率を計算してみると100回に1回くらいはさらに大きな地震につながった事例が過去にあるということなので、低いが正常値と比べると何倍か高い。それに応じた身の回りの準備、心構え、いつでも避難できる態勢を今一度見直してみましょうという意味だ」 続きを読む