9日8時半頃、小泉進次郎防衛大臣が閣議後の会見で、8日夜に青森県東方沖で発生した最大震度6強の地震に対する自衛隊の活動ついて発言した。
小泉大臣は「昨日の地震を受け、自衛隊は航空機延べ23機、固定翼8機、ヘリ15機により上空からの情報収集を今朝も行っている。また、ファスト・フォース(初動対処部隊)が、岩手駐屯地および函館駐屯地などから、揺れの強かった地域に向けて前進し、青森県、岩手県、北海道で情報収集を行った。さらに青森県庁をはじめ28の自治体に連絡員を派遣し、情報収集を継続している。現時点(9日8時半頃)で大規模な被害情報の報告は受けていない。この地震に伴い、津波警報も発表されたことから、安全が確保されるまでの間、海上自衛隊八戸航空基地および陸上自衛隊八戸駐屯地を一時的な避難所として開放し、最大約620名、車両約270台など、地元住民の方々を受け入れ、毛布800枚を準備し提供した。現時点では数名の方々が引き続き避難中だ。防衛省自衛隊としては引き続き緊張感を持って必要な即応体制をとり、今後の地震への対応に万全を期す」と述べた。
(ABEMA NEWS)

