ノーベル化学賞に決まった京都大学の北川進さんが、授賞式を前に記念講演に臨みました。
北川さんは、一番楽しみにしていたという記念講演で座右の銘「無用の用」を紹介しました。
北川さんが開発した「多孔性材料」は二酸化炭素の除去などで期待され、実用化には「チームワークが重要」だと訴えました。
「商業化し社会へ移行するには、工業生産レベルの材料を製造するためのプログラムが必要です。良いチームワークで、基礎研究、スタートアップ、そして社会が連携しています」(京都大学北川進・特別教授)
ノーベル賞授賞式は、日本時間の11日未明に行われ、生理学・医学賞に選ばれた坂口志文さんも出席します。(ANNニュース)
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