
栃木県で起きた強盗殺人事件で、指示役とされる夫婦が16歳の少年に対し「断れば家族を殺す」と脅していたことが分かりました。
“指示役”妻「夫に相当不満」
21日に警察が捜索に入ったのは、横浜市港北区の夫婦の自宅です。
強盗殺人事件の指示役とみられている竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)について知る人は、こう話します。
「2人は授かり婚だったと記憶しています。夫には相当不満があったようで、よく愚痴を言っていました。『子育てしない』『夜遊びに出て帰らない』『1回のギャンブルで数十万円も浪費する』と。ただそれでも、夫のことが好きだったようです」
2024年にパスポートセンターで撮影した写真でしょうか。この夫の横顔に美結容疑者は「海外逃亡のためにパスポートとるのに必死」とコメントしていました。
コメントの真意は分かりませんが、それから1年半後、海斗容疑者が逮捕されたのは羽田空港の国際線ターミナル。この時、東南アジアの国に逃亡しようとしていたことが分かりました。
7カ月赤ちゃんも同伴か
捜査関係者によりますと、犯行当日、夫婦が車で栃木県内に行った際、生後7カ月の子どもと一緒だったことも判明。指示を受けた少年らは「断れば家族を殺す」などと脅されていたといいます。
少年の1人は「夫婦から人を集めるように言われた」という趣旨の話をしていて、その少年がほかの3人に対し、指示を出していたとみられています。
今回の事件について、警察トップ・警察庁の楠芳伸長官は、こう述べました。
「極めて悪質、卑劣な犯罪であり、匿名・流動型犯罪グループが関与したいわゆる闇バイトによる犯行の可能性がある。中核的人物の早期検挙と同種事案のさらなる発生の防止の両面において、全国警察を挙げて対策を強化する必要がある」
警察は指示役とされる夫婦を動かしていた中核となる人物、黒幕は他にもいるとみています。
(2026年5月22日放送分より)
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