中朝首脳会談で“非核化”言及せず 習主席「戦略的に連携強化」 7年ぶり平壌で歓迎

中朝首脳会談で“非核化”言及せず 習主席「戦略的に連携強化」 7年ぶり平壌で歓迎
この記事の写真をみる(5枚)

 7年ぶりに北朝鮮を訪れている中国の習近平国家主席は、首脳会談でアメリカを念頭に連携強化を打ち出しましたが、焦点となっていた「非核化」への言及は確認されませんでした。

【画像】歓迎式典の会場に習主席と金総書記の巨大な肖像画

「戦略的に連携強化」習主席

CCTVリポーター
「中華人民共和国、習近平国家主席は現地時間8日正午、専用機でこちらに到着し、朝鮮民主主義人民共和国への国事訪問を開始しました」

 2019年6月以来、7年ぶりに平壌に降り立った習主席。空港から歓迎式典の会場へ続く沿道は、中国の旗や花束を持った市民で埋め尽くされました。

習主席と金総書記の巨大な肖像画
拡大する

 式典が行われたのは、金正恩総書記と習氏の巨大な肖像画が掲げられた、金日成(キム・イルソン)広場です。到着した習氏夫妻を、金氏と夫人が笑顔で出迎えました。

 ロシアとの軍事的な結びつきを強めている北朝鮮。中国としては今回の訪問で、北朝鮮に対する影響力を維持したい思惑があるとみられます。

中国 習近平国家主席
拡大する

習主席の発言(中国メディアから)
「アジアは、中朝など地域諸国の生存と発展の基盤です。中朝両国は戦略的協調と協力を強化し、それぞれの主権、安全保障、発展の利益をしっかりと守り、地域の平和と発展を共同で維持すべきです」

 金氏も、「朝中関係の発展を国家の最重要かつ第一の戦略的事業と位置付ける」と応じました。ロシアとの関係を深める中でも、中国との関係強化を最も重視すると強調しました。

“非核化”言及せず

金正恩総書記
拡大する

 そうした中注目されたのが、首脳会談で中国が北朝鮮に非核化を求めるのか、という点です。

質問者
「習主席の訪朝について、中国が北朝鮮の核保有国としての地位を受け入れているという分析がありますが、金委員長と核問題を議論するのでしょうか」

中国外務省 林剣副報道局長
「朝鮮半島問題における中国の立場と政策は安定性、連続性を保っています。習主席の訪朝については、適時に発表します」

“非核化”言及せず
拡大する

 中国が発表した会談内容では、習氏による「非核化」への直接的な言及は確認されませんでした。

 習氏は9日まで平壌に滞在する予定です。

(2026年6月9日放送分より)

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(5枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る