いよいよ、日本時間12日(現地時間11日)にサッカーワールドカップが開幕。そんな中、日本代表で注目したのは、攻撃の切り札・塩貝健人選手(21)です。ヒロド歩美キャスターが先日、取材してきました。
異例のスピードでW杯へ
「(Q.自身の武器は?)得点力。ここぞという場面は強い」
日本代表・塩貝健人選手、21歳。限られた時間で結果を残す若きストライカーです。
今シーズンのリーグ戦、所属したオランダとドイツのクラブで8ゴール。そのすべてをなんと途中出場から決めているんです。
実は、異例のスピードでワールドカップメンバーまで駆け上がりました。
「(Q.2022年カタールワールドカップの時は?)高校3年生でした。プロから1つもオファーなかった。大学のサッカー推薦もなかった。『日本代表すげぇ』という感じで見ていた」
受験で進学した慶応大学は当時、関東3部リーグ。日本代表とはかけ離れた環境でした。それでも1年生で得点王に輝くと、ようやくプロの目にとまります。
2年生の時、横浜F・マリノスの特別指定選手としてJリーグデビュー。2試合目で初ゴールを決めると、Jリーグわずか7試合の出場でオランダのクラブへと移籍を果たします。
今年1月には、ヨーロッパ5大リーグのドイツへとステップアップ。そして3月、プロデビューから2年という早さで日本代表に初招集されました。
「15分で十分」強気持ち味
ワールドカップへ最初で最後のアピールの場。ここでも、限られた時間で結果を残します。
0対0の後半39分。ゴール前の塩貝選手。ワンタッチで落として決勝ゴールをアシストしました。
「“ここに落とせば何か起きそうだな”と思ったので、狙い通りです」
この試合の出場時間はおよそ15分。わずか1試合で代表の座を射止めました。
「自分の力を出すのに15分で十分」
15分で十分。この強気のキャラクターも塩貝選手の持ち味です。
「僕がゴールを決めてワールドカップ優勝。それが最高の景色」(先週の練習後)
「目標は得点王しかなくないですか」(先週の帰国直後)
「(Q.塩貝選手は言葉が強い)“目指さないでどうするの”と僕は思っている。0対0か0対1で出番が回ってきて、チームを勝たせたい。僕的には一番おいしい。(オランダ代表DFで195センチの)ファン・ダイクを吹っ飛ばす」
「(Q.その気持ちが大事ということ?)それくらいの気持ちをもっていければ」
メンバー発表前は緊張も
強い言葉が目立つかもしれませんが、メンバー発表の2週間前、緊張のあまり受験の合格発表を待っている時のような気分だったそうです。
前日に関しては、いてもたってもいられなくてルーティンのトイレ掃除をしていたそうです。
大越健介キャスター
「面構えいいなと思ってましたけど、笑顔がとても優しいところもありました」
人間味ももちろんあり、強い気持ちを持っている塩貝選手に期待したいと思います。
(2026年6月2日放送分より)
