(産婦人科医の丸田佳奈さん)
人生でも一大事の出産。ネットなどではさまざまな情報があふれているものの、どれが正しい情報なのか確認するのは難しい。
SHELLYが番組MCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』では、「信じちゃいけない!妊娠・出産・子育ての都市伝説」をテーマに、出産にまつわる噂話・都市伝説の真相に迫った。
(フリーアナウンサーの金谷有希子さん)
「妊娠中、胎児に英語を聞かせると英語が話せるようになる」という都市伝説が紹介されると、フリーアナウンサーで現在妊娠5カ月の金谷有希子さんは「今まさにやろうとしている」とコメント。
胎児のときから英語を聞くと発音がよくなる――……。金谷さんは「妊娠5~6カ月目から外の音が聞こえるようになるっていう話を聞いて。いろいろなサンプルを請求して、そろそろ聞かせようかなと思っている」と続けた。
(産婦人科医の丸田佳奈さん)
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金谷さんの話を聞いた産婦人科医の丸田佳奈さんは「(胎教は)証明されていないこと」と解説。丸田さんいわく「お腹にいる赤ちゃんが聞こえるようになってきて、なんとなくの聞き分けはできるけど、一番は赤ちゃんにとっての快、不快が分かってくるだけ」とのこと。
丸田さんは「お母さんが音楽を聞いて心地良ければ、赤ちゃんに影響する。反対にすごくストレスに感じていれば、それが影響する」とした上で「胎教で論文を調べると、だいたいが母性の発達に関することが出てくる。胎教を考えることで母性を育み、お母さんが赤ちゃんに興味を持つきっかけになる」と説明した。
SHELLY、産休中『ウォーキング・デッド』にハマる お腹の赤ちゃんに影響するのか?
(番組MCのSHELLY)
ニュースサイト「ウートピ」編集長で2歳の子どもの母である鈴木円香さんが「妊娠中に仕事でカーッとなったり、スプラッターも胎教に悪いと言われる」と話すと、番組MCのSHELLYも「私も1人目の産休中にウォーキング・デッドにめちゃくちゃはまった。私はすごくドキドキしているけど大丈夫なのかなって思った」と同意。
丸田さんは「健康被害はないけれど、大きな音も赤ちゃんに聞こえている。お母さんが楽しいと思っているのであれば赤ちゃんに悪影響はない」と話した。
(AbemaTV/『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より)
(C)AbemaTV
(ライター/小林リズム)