(▲「ママ高」を主宰する、元カリスマギャルモデルの日菜あこさん)
若くして子どもを産むことは、悪いことなのだろうか。キャリアを積まないまま若い年齢で親になることで、正社員に就けずに悩む女性も多い。
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では「若く産んでハッピー!」をテーマに、平均初産年齢を大きく下回る年齢で出産を経験した女性たちの子育てや暮らしに迫った。
若くして子どもを産むだけで、世間から偏見を受けることもある。20歳で初めての子どもを産み、現在は3児の母である日菜あこさんは、妊娠中から「そんな若い年齢で産むの?」と、周りからの視線を感じていた。
まだ小さい子どもの靴下が片方脱げてしまっていた際には、周囲から「お母さんが若いから靴下を履かせられないのね」と嫌味を言われたこともあった。当時、特におばあちゃん世代に注意をされることが多く「自分はダメなママなんだ」「若いからダメなんだ」と、思い悩んだ。そのほか「若いから虐待されそう」「子どもが可哀想」など、若くして産んだことで、バッシングは尽きなかった
21歳で出産し、現在は3児の母である増子あいらさんは「若いからって理由で反対されることも多い。若いという言葉にすごく敏感になった」と振り返る。妊娠中、病院で年配の人に「堕ろすんだよね?」と聞かれ、ショックを受けた増子さん。
(▲当時21歳で出産した佐藤れいらさん)
増子さんが「産みます」と答えると「若いのに……」と言われたという。産後のある日、子どもを連れて公園に行くと、同じ公園にいるママに「(あなたは)何歳?」と年齢を聞かれた。増子さんが「21歳です」と答えると、さーっといなくなってしまった。
一方で、子育て支援の起業を目指し、NPOなどで活動中の冨樫真凛さんは、同棲中の彼と婚約をする前に、結婚後の子育てプランをプレゼンしたという。現在19歳の冨樫さんのプランでは、20歳で初めての子どもを産み、全部で4人の子を産む予定だ。1人目と2人目の年齢差は5~6歳差にし、その後は2歳差にするという。冨樫さんは「幼児教育に興味があるので、1人目の幼児期の愛着形成が行われる時期をしっかり見たいと思う」と話す。
冨樫さんの計画では、35歳までに子どもたち全員が小学校にあがり、35歳になった瞬間に人生の時間の半分以上は自分のために使う。最初の15年間は、冨樫さんが主体となって育児を行うという。冨樫さんが主体となる理由を聞かれると「彼(婚約者)は20歳年上です」と告白。15年後に経済的に彼からバトンタッチをしてもらうために、このプランになったという。
最初は冨樫さんのプランに共感をしていたSHELLYだったが、年齢差を聞くと「急に不安になってきた」とコメント。39歳男性が19歳女性と付き合っていることに衝撃を受けていたが、計画は「すばらしい」と絶賛。働くアラサー女性のためのニュースサイト『ウートピ』編集長の鈴木円香さんも「計画通りにはいかないことが多いけれど、計画を立てることは大事」と賛同した。
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(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)