7日、大麻取締法違反の罪で逮捕・起訴されたKAT-TUNの元メンバーである田口淳之介被告が釈放され、その際に詰め掛けた報道陣に対して約20秒間の土下座を行ったことが話題となった。
9日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』に出演した舛添要一氏は、この件に関して自身のツイッターで「かつては票を欲しさに土下座した政治家も、今はもうやらない。更生と再起を誓うのなら、土下座ではなく、未来に向かって胸を張り、前を見て欲しい」と投稿しているが、「びっくりした。この時代にまだ土下座があるのかと。あそこまでやる必要は無い」と改めて意見を述べた。
これに対して、土下座に関する持論を展開したのは、妻の妊娠中に女性タレントとの不倫が発覚したことを受け、2016年2月に議員辞職を経験した宮崎謙介氏だ。
「私も何度かしたことはあるが、意外と効果は無かった」と自らの土下座経験を明かした宮崎氏は、“あまり効果が無かった”という土下座に興味を持ち、独自に調べた結果と前置きをしたうえで次のように続けた。
「統計がありまして、土下座が効果的だと思っている人は8人に1人。その確率はわずか12%でとても低いんです」
宮崎氏の意外なひと言にMCを務めるお笑いタレントの千原ジュニアは「何のデータを調べてんねん!」と笑いながら反応を示すと「野球で一塁ベースに滑り込むよりも、駆け抜けた方が速いみたいな……」と例え話を交えつつ応じた。
田口被告の土下座に対して冷静な意見を述べたのは、23歳で起業したIT企業家の関口舞さん(28)。関口さんは「薬物の治療が気合で進むかは疑問。(土下座よりも)医療的な対策などをしっかりしていかなければ」と話し、土下座と薬物からの更生に関連性は無いと指摘していた。
(C)AbemaTV
【見逃し動画】
「土下座」論争勃発!? 該当箇所は“本編26分”から
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