PSVの日本代表MF堂安律(24)のフライブルク移籍が確実視されている。オランダ『テレグラーフ』が報じた。

ガンバ大阪でキャリアをスタートした堂安は、2017年7月にフローニンヘンへとレンタル移籍。その後完全移籍へと切り替わると、2019年8月に、移籍金750万ユーロ(約10億6000万円)でPSVへ完全移籍した。

PSVでの1年目は出番に恵まれないことも多かった中、2020-21シーズンはブンデスリーガに昇格したアルミニア・ビーレフェルトにレンタル移籍。自身初のブンデスリーガでのプレーとなったが、34試合で5ゴール3アシストと一定の結果を残しチームの残留に貢献していた。

2021-22シーズンはPSVへと復帰。すると公式戦39試合で起用され11ゴール3アシストと結果を残し、チームはKNVBベーカーのタイトルを獲得していた。

その堂安は予てからドイツ行きの噂があった中、フライブルク行きが急遽取り沙汰されることに。『テレグラーフ』によれば、クラブ間は移籍金850万ユーロ(約12億円)で合意したとのこと。チームはプレシーズンの合宿に出発する中、堂安はメディカルチェックに臨むことになるとしている。なお、早ければ4日にもメディカルチェックを受けて契約になるとのことだ。

PSVは今夏、元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェをフランクフルトへと売却しており、堂安の売却が成立すると1500万ユーロ(約21億2300万円)の利益を得ることとなるようだ。