サッカー日本代表は27日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦でコスタリカ代表相手に0-1と敗れた。試合後、明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長が現地観戦していたことを報告するとともに、元鹿島アントラーズ所属選手であるMF柴崎岳(レガネス)とFW上田綺世(サークル・ブルッヘ)の起用法について言及している。

 日本代表は前半からコスタリカ代表の強固な守備に苦戦したほか、MF鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)や上田綺世らが機能不全に。森保一監督はハーフタイムに上田綺世とDF長友佑都(FC東京)を下げて、DF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)とFW浅野拓磨(VfLボーフム)を投入。さらに後半途中にはMF三笘薫(ブライトン)やFW伊東純也(スタッド・ランス)らを送り出して局面の打開を図ろうとした。

 しかし日本代表は後半36分、DF吉田麻也(シャルケ)のクリアミスから失点。コスタリカ代表にワンチャンスをものにされると、最後までゴールを奪えず敗れた。また柴崎岳は今月17日の強化試合・カナダ戦で先制点をアシストしていたが、ドイツ戦につづきこのコスタリカ戦でも出番がなかった。

 試合後、小泉文明氏は自身のツイッターアカウントを更新。キックオフ前や試合後の日本代表選手の様子をアップすると「日本代表2戦目、0-1の痛すぎる敗戦。。。日本の速いペースにしたく無いコスタリカのゆったりテンポに終始付き合ってしまった印象ですが、ワンチャンをモノにされるのがW杯の怖さですね」と感想を綴っている。

 また前半45分間のみのプレーとなった上田綺世について「上田綺世選手はポストプレーなど足元でもらより、動き出しでスペースで欲しいタイプなので、今日のようなサッカーでは彼の良さはいきないと思っています」を見解を披露。

 くわえて「あとは試合のテンポを変えて前にボールを当てる期待で柴崎岳選手を見たかったです。気持ちを切り替えて最後スペイン戦勝ちましょう!」と、柴崎岳を起用すべきだったと主張。来月2日のスペイン戦にむけて、森保ジャパンにエールを送った。