【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループB】ウェールズ0-3イングランド(日本時間11月30日/アフメド ビン アリ スタジアム)

多くのイングランド代表サポーターが心配そうな視線で見つめた。10月に鼠径部の手術を行ったカイル・ウォーカーはウェールズとの一戦で復帰を果たしたのだが、再離脱してもおかしくない激しいタックルを食らったのだった。

【映像】因縁の対決で危険ハードタックル

ウェールズ対イングランドは決勝トーナメント進出をかけた大一番だったことはもちろん、両国の文化的にも勝たなければいけない試合だった。こうした背景を踏まえると、戦前から激しい展開になると思われていた。

その予想通りに両チームは熱い試合を演じた。20分、相手のクリアを拾ったイングランド代表DFカイル・ウォーカーがボールをコントロールしようとしたところ、ウェールズ代表FWムーアがボール奪取を目指してタックル。これがウォーカーの足にまともに入り、ファウルを取られた。

この試合が復帰戦だったこともあり、怪我が心配されたウォーカーだったが、幸いにもこのプレーでの再離脱は免れた。両軍のプライドをかけた一戦を象徴する激しいプレーだった。

(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)