全世界で累計1400万人以上がプレイ(※)しているスクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)」が、思わぬ形で世界の注目を集めている。昨年12月21日、パッチ4.5を今年1月8日に実装すると発表した際、プレイヤーにとっては想定外のコンテンツが紹介された。それが「ドマ式麻雀」だ。ドマはゲーム内に登場する東方の国。そこの人々が楽しんでいるものが、日本でもファンが多い麻雀、というわけだ。この「ドマ式麻雀」追加を発表した直後、アメリカのGoogle検索2位に「mahjong rules」がランクイン。さらに、実装後もアメリカだけでなくヨーロッパ、そして日本のプレイヤーが、続々と麻雀がプレイできる「ゴールドソーサー」へと詰めかけ、24時間いつでも、ほんの数秒で4人がマッチングされるほどの大ブレイク中だ。自身も麻雀ファンであるという、同作のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏に、麻雀導入の経緯と、反響への印象を聞いた。