チームとしても個人としても、捲土重来を誓っている。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」屈指の花形選手であり、女流雀士の第一人者として知られるEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)にとって、2019シーズンは悔しさばかりが残る結果となった。2018シーズンには驚異的なラス回避率を記録した準優勝チームが、優勝を期待されたシーズンでまさかの最下位。個人成績も▲286.4で29人中28位に沈んだ。「純粋なミスに加えて、押し引きのバランスにも課題がありました」と振り返るその口ぶりには、同じ失敗は決して繰り返さない、という強い決意がにじんでいた。