歓喜のリーグ制覇からの惨敗、その根本的な原因を“ゼウス”は早々に口にした。「油断した、Mリーグをナメていた…」。ポイントの積み重ねがチームへの貢献を示す重要指数とすれば、連対率0.38は赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)にとってあまりにも低い数字。あらゆるルールのタイトルで優勝し、何より長期のリーグ戦でマイナスすることすらほぼない鈴木が、最後まで苦しみ続けた1年だった。