5月以降、天皇陛下の即位に関連する行事など多くの公務に取り組まれてきた皇后・雅子さまが9日、56歳の誕生日を迎えられた。
 集まった人たちからのお祝いの声に笑顔で応えられていたが、そのご体調を心配する声もある。皇太子妃だった2004年には、前年より体調を崩されていたことについて、ストレスによる「適応障害」と診断され、以来、療養を続けられてこられた。
 今も続けられているという適応障害の療養。この1年の感想を綴った文書では、ご自身の体調について「陛下をお傍でお助けできますように健康の一層の快復に努めながら、皇后としての務めを果たし、陛下とご一緒に、国民の幸せに力を尽くしていくことができますよう努力してまいりたいと思っております」と触れられている。