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YouTubeとテレビでは視聴者の“期待度”に差? 島田紳助さんが引退後初の動画出演

 歌手のmisonoが13日に投稿したYouTube動画に、元タレントの島田紳助さんが登場。芸能界引退の会見から約8年半、引退後初の動画出演が話題となっている。

 ヒゲを蓄え、現役時代よりも色黒でワイルドな印象の島田さんは「今は釣りをしたりゴルフをしたり筋トレをしたり、健全な日々を過ごしてます」とあいさつ。動画は12日未明に大阪の島田さん行きつけのBarで撮影され、島田さんはあくまでも一般人として動画撮影に参加したという。

 島田さんは、名司会者として週6本のレギュラー番組を抱えるなど人気絶頂だった2011年、暴力団関係者との交友を理由に芸能界を引退した。今の生活については「ストレスなくなったもん。いま一番平和。芸能生活してる時に口癖が『ヒマや』って。忙しかったのに、次の仕事まで待ってる間が病院で待ってるみたいな無駄な時間を過ごしてる感じやってん。でも今のヒマは有意義なヒマ。どこでも行ける」と明かす。
 また、最近の芸能界について苦言を呈し、「芸能人がバラエティーで規制が厳しくなって、『これ言ったらあかん』『あれ言ったらあかん』とか、不倫をしたり女にいったらやいやい言われて。芸能人なり手いなくなるで。芸能人なるやつって世の中でイタイやつ。(きっかけは)有名になりたいとか女にいきたいとか、金持ちになりたいとかめっちゃ程度低い話やんか。それやったらあかん言われたらキツイよな」と後輩を気遣うようなコメントをした。

 さらに、かつてクイズ番組で共演し"ヘキサゴンファミリー"と呼ばれた芸能人にも思いを馳せ、「里田まいみたいに大金持ちのマー君と結婚して幸せやなあ。上地(雄輔)は無難に同級生と結婚して、あいつはマジメやったなとか。スザンヌも離婚したけどな。フジモンも離婚したしな。不幸率8割ぐらいよ(笑)」と語った。
 島田さんが批判した現在の芸能界について、ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏は次のような見方を示す。

 「今のテレビは"出ている人は立派だ"とか"良い発言をしなければいけない"とか、視聴者の期待度がピークになっている。芸人さんを見るとわかりやすいが、最近はバラエティーだけでなくニュース番組のコメンテーターとして、政治や経済の問題に切り込んで批判している。仮に芸人さんをはじめとした芸能人が不倫をした、悪いことをしたという時に、高い期待値とのギャップで叩かれる可能性があるのではないか」
 これに対し、フリーアナウンサーの柴田阿弥は「そのギャップは芸能人にとって辛いと思うが、期待に応えられる人が生き残っていくものだとも思う。何が良くて悪いというのは時代背景によって変わってくるので、時代の風を読める人がどんな時代でも生き残っていくのではないか」と持論を展開。

 竹下氏は「そこを目指したい人はテレビに出続けるべき」とした上で、島田さんがYouTubeに出演したことについて「YouTubeがいいのは編集が緩いところ。今回の動画も行きつけのバーで撮影され、照明も暗い。視聴者の期待値が下がっていて、ここでちょっと過激な意見を言っても『それはYouTubeだから』となる」と分析した。
 さらに、芸能人を目指す理由について島田さんが「程度の低い話」と指摘したことに注目。いま世界的には「ポリティカル・コレクトネス」(性別、宗教、人種などによる差別や偏見などの表現を中立的なものにすることで政治的な妥当性を目指すという考え方。通称ポリコレ)が広まっているが、竹下氏は「"程度の低い話"というのはあえて言っていると思うが、パワハラだとかセクシャルマイノリティーをバカにするようなことがバラエティーにあったのは事実。いい加減なところの面白さはあったかもしれないが、それを学校で真似する人がいたり、芸人の口調を会社で真似たりしてパワハラにつながることもある。YouTubeであっても、これらの表現と緩さは別の問題だし、芸能人も新しい表現に合わせていくべきだと思う」とした。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
 

映像:島田さんが出演したYouTube動画

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ABEMA TIMES ニュース編集部

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