「ネットやSNSの普及により、子どもが見知らぬ大人が親しくなり、性行為に及んだ場合に処罰対象にならないケースが出てきている」。そんな危機感から大阪府が2月議会に提案する、「青少年健全育成条例」改正案が話題を呼んでいる。
 改正案では、脅迫するなどして性的関係を結ぶような場合や、自己の性的欲望を満足させるための対象としてのみ扱っているような場合について規制の対象とする一方、「真摯な交際関係における性行為又はわいせつな行為は規制対象ではありません」との考えを取っている。