初めて結う大銀杏がよく似合っているのはある意味、当然かもしれない。昭和の大横綱大鵬を祖父に持ち、父親は賜盃を手にしたこともある関脇貴闘力という幕下四枚目の納谷が初めて十両の土俵に上がり、大翔鵬を力強い相撲で押し出して5勝目。来場所の新十両に向けて大きく前進した。