大きな対局になればなるほど、時間が長くなるのが将棋の世界。12月5、6日に行われる竜王戦七番勝負の第5局は、持ち時間各8時間の2日制だ。1日につき昼食1回、午前・午後におやつが1回ずつ。栄養補給に心配はないが、どこかで頭と体を休める時間を作るのも大事なポイントだ。勝てば初防衛となる豊島将之竜王(叡王、30)は、休憩時間にしっかりと体を休めるタイプ。超トップ棋士が思わぬところで寝ていることもあり、後輩の若手棋士が驚くエピソードが生まれていた。