竜王戦七番勝負の開催地の一つとして将棋ファンに知られる鹿児島・指宿白水館。2016年から加わり、今年で4年連続となった。今年は第4局の会場となり、初防衛を目指す豊島将之竜王(叡王、30)がレジェンド羽生善治九段(50)の勝利、3勝1敗で初防衛に王手をかけた。この超一流の戦いを見届け、ファンイベントにも参加していたのは佐々木勇気七段(26)。若手実力派の一人だが、彼が指宿の地を訪れた時、その肩書は“永世砂王”になる。