走る、泳ぐ、筋トレする。体を動かしてカロリーを消費するダイエットは数々あるが、頭を使うこともかなりカロリーを使うことでも知られている。将棋の棋士は、両者の持ち時間が長いものも多く、古くからクラス分けのベースになっている順位戦では、最も低いC級2組から最上位のA級まで、全て各6時間で行われる。午前10時から始まり、長い対局ともなれば、終局は日付をまたぐこともある。対局後には体重が数キロ落ちているという話も珍しくない。では、将棋をすればダイエットに効果があるのでは?女流棋士の何気ない一言に、トップ棋士の一人が笑いながらも「結構しんどい」「趣味なら絶対にしない」とおすすめしなかった。