1月17日に行われた朝日杯将棋オープン戦、本戦トーナメント準々決勝。豊島将之竜王(叡王、30)と藤井聡太王位・棋聖(18)のタイトルホルダー対決は、藤井王位・棋聖が激戦を制し、準決勝進出を果たした。最終盤には形勢が二転三転する大熱戦に。7度目の対決で初めて勝利した藤井王位・棋聖だが、86手目にひねり出した切れ味抜群の一手は、勝負の明暗を分けるものだった。この一手を、わずか8秒で理解し、解説したのがタイトル経験者・高見泰地七段(27)。その対応の早さに視聴者からも絶賛の声が相次いだ。