『キム秘書はいったい、なぜ？』とは
大ヒットドラマ『梨泰院クラス』により、日本で最も注目を集める韓国人俳優の一人となったパク・ソジュンが、史上最高のナルシスト御曹司に扮したラブコメディ『キム秘書はいったい、なぜ？』。アクセス数2億回越えという人気を誇ったウェブ漫画を原作に、自分にも他人にも厳しい主人公と、彼を支えてきた秘書との運命的な恋の行方をポップな軽快な演出で見せていく。『七日の王妃』や『彼女の私生活』で活躍してきたパク・ミニョンが、気難しい上司を完璧にサポートする“キム秘書”を演じている。
『キム秘書はいったい、なぜ？』あらすじ
若くして大企業ユミョングループの副会長の座に就き、その圧倒的なカリスマ性と実力で周囲を圧倒してきたイ・ヨンジュン（パク・ソジュン）。完璧主義者である彼の要求に応えられるのは、9年間にわたって秘書を務めてきたキム・ミソ（パク・ミニョン）だけだった。そんなある日、ミソから「退職したい」と告げられて驚くヨンジュン。彼女の真意がつかめないまま、強引なプロポーズまでして引き留めようとするのだが……。
『キム秘書はいったい、なぜ？』主な登場人物・キャスト紹介
■イ・ヨンジュン（パク・ソジュン）
ユミョングループ副会長。ルックスも経営能力も抜群の完璧主義者。9年間秘書を務めてきたミソから会社を辞めると言われた後、激しい動揺を見せる。幼い頃のある出来事以降、トラウマに悩まされている。
ヨンジュンを演じているのは1988年 12月16日生まれのパク・ソジュン。学園ドラマ『ドリームハイ2』（12）で俳優としての活動を本格的に始動後すぐにその実力が評価され、14年の『魔女の恋愛』では、トップ歌手としても知られる女優オム・ジョンファの相手役に抜擢された。『彼女はキレイだった』（15）、『サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～』（17）といったラブコメディはもちろん、時代劇『花郎〈ファラン〉』（16）でも魅力を発揮し、トップ俳優として活躍が続く。『キム秘書はいったい、なぜ？』で演じたヨンジュンは他人に対して常に上から目線で、好意を持ったミソに対しても「恋人になってやる」といった尊大な言い方しかできない人物だが、その不器用さとオレ様ぶりがかわいい。
■キム・ミソ（パク・ミニョン）
イ・ヨンジュン副会長の個人秘書。契約職から抜擢された後、努力を重ね、彼の要求にパーフェクトに応える秘書となる。長い間、家族たちを経済的に支えてきた。花粉アレルギーでクモ恐怖症。幼い頃に会った「お兄ちゃん」を探している。
キム・ミソ役は1986年3月4日生まれのパク・ミニョン。大ヒットシットコム『思いっきりハイキック』（06）でデビュー後、人気若手俳優たちと共演した『トキメキ☆成均館（ソンギュンガン）スキャンダル』（10）でチャーミングな男装姿を披露して、スターの仲間入りを果たす。その後も『シティーハンター in Seoul』（11）、『リメンバー～記憶の彼方へ～』（15）、『七日の王妃』（17）など、幅広いジャンルの作品に主演している。“秘書”という役割はしっかりこなしつつ、自分の意見ははっきりと伝えるミソを優しく芯のある演技で見せている。
■イ・ソンヨン（イ・テファン）
ヨンジュンの兄。モルペウスというペンネームで活躍するベストセラー作家。ヨンジュンとは幼い頃から仲が悪い。ミソとの縁を知り、急接近する。
ミソとヨンジュンの間に立ちはだかるソンヨン役は1995年2月21日生まれのイ・テファン。188センチという長身を生かしてモデルとして活躍後、同じ事務所に所属する俳優たちと結成した「5urprise（サプライズ）」のメンバーとしてデビュー。並行して音楽活動も行い、日本デビューも果たしている。『江南ロマン・ストリート～お父様、私がお世話します!?～』（16）、『黄金の私の人生』（17）といった作品に出演。『キム秘書はいったい、なぜ？』では、複雑な背景を持つキャラクターに挑戦している。
■パク・ユシク（カン・ギヨン）
ユミョングループ社長。ヨンジュンとは留学時代からの親友で、人間関係をうまく作れない彼の相談相手。離婚した妻に未練を残している。
ユシク役のカン・ギヨンは09年、舞台でデビュー。10年代半ばからドラマでも頭角を現し、『恋のゴールドメダル～僕が恋したキム・ボクジュ～』（16）、『私の恋したテリウス～A Love Mission～』（18）、『十八の瞬間』（19）といった作品に出演。ミソ役のパク・ミニョン、グィナム役のチャンソンとは『七日の王妃』（17）でも共演している。
■コ・グィナム（チャンソン）
企画チーム代理。抜群のルックスと仕事に対する情熱で、社内一の人気を誇る。しかし、彼には誰にも明かしていない秘密があった。
表向きはクールで、家に帰ると庶民的という意外なキャラクター、グィナムを楽しそうに演じているのは、日本でもおなじみのボーイズグループ2PMのメンバー、チャンソン。ミソ役のパク・ミニョンと共演した時代劇『七日の王妃』（17）や『愛しのホロ』（20）といったドラマでも、個性を発揮している。
■キム・ジア（ピョ・イエジン）
退職するミソの後任の副会長秘書として採用される。素直でやる気にあふれ、適応力が高い。コ・グィナムと同じ建物に引っ越す。ジア役のピョ・イエジンは客室乗務員として勤務した後に俳優に転身。『月桂樹洋服店の紳士たち～恋はオーダーメイド！～』（16）、『サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～』（17）、『憎くても愛してる』（17）、『VIP』（19）と出演作が続いている。
■ヤン・チョル（カン・ホンソク）
副会長の随行秘書。すべての予定に影のように付き添い、寡黙に仕事をこなす。課長のポン・セラの窮地を救い、親しくなる。
無愛想に見えて魅力的なヤン秘書役のカン・ホンソクは、ソ・ジソプ主演の映画『映画は映画だ』（08）でデビュー後、舞台で経験を積み、『キム秘書はいったい、なぜ？』の後も、『ホテル・デルーナ～月明かりの恋人～』（19）、『ザ・キング：永遠の君主』（20）とドラマ出演が続いている。
■ポン・セラ（ファン・ボラ）
副会長付属室課長。ミソが退職すると知り、次の副会長秘書の座を狙うが失敗。愛し合える相手を探している。賑やかな言動のポン課長役のファン・ボラは03年に放送局SBSの公開採用タレントとしてデビュー。映画やドラマでコミカルな演技を見せてきた。主な出演作に『Vagabond/バガボンド』（19）、『ハイエナ』（20）などがある。
■チョン・チイン（イ・ユジュン）
副会長付属室部長。噂付きで社内の事情に精通。飲み会を愛しているが、部下たちには敬遠され気味。チョン部長役のイ・ユジュンは、09年にデビュー後、映画とドラマを行き来しながらキャリアを積み、『シグナル』（16）や『私の国』（19）といった作品に出演している。
『キム秘書はいったい、なぜ？』その他の登場人物・キャスト紹介
■イ会長（キム・ビョンオク）
ヨンジュンとソンヨンの父。自身より能力のあるヨンジュンに経営を任せ、悠々自適の生活。家族思いで穏やか性格。イ会長役のキム・ビョンオクは83年に舞台でデビューしたベテラン。数多くのドラマ、映画に出演してきた。個性的な顔つきを生かした悪役も多い。『キム秘書はいったい、なぜ？』のパク・ジュンファ監督の前作『この恋は初めてだから』にも出演している。
■チェ女史（キム・ヘオク）
ヨンジュンとソンヨンの母。息子たちを愛し、特に後継者であるヨンジュンの結婚を楽しみにしている。息子たちが幼い頃にしたある決断を後悔している。優雅な母親チェ女史役のキム・ヘオクは1980年にMBC公開採用タレントとしてデビュー。『江南ロマン・ストリート～お父様、私がお世話します!?～』（16）や『黄金の私の人生』（17）など、数多くの作品で母親役を演じてきた。
■ピルナム（ペク・ウネ）
ミソの姉。カウンセラーとして働く。家族のために苦労をしてきたミソの幸せを願っている。ピルナム役のペク・ウネはミュージカル俳優としても活躍中。主なドラマ出演作に『緑豆の花』（19）、『模範刑事』（20）などがある。
■マルヒ（ホ・スンミ）
ミソの二番目の姉。食べることが大好き。亡き母の誕生日には家族で思い出の場所へと旅する。マルヒ役のホ・スンミは09年デビューのミュージカル俳優。『キム秘書はいったい、なぜ？』が初のテレビ出演。
■ソル・マウム（イェウォン）
パク・ユシク社長の秘書。かなりのおっちょこちょいで失敗ばかりしているが、ユシクとの相性はよい。ソル秘書役のイェウォンは11年にガールズ・グループJEWELRYの一員としてデビュー。15年のグループ解散後は俳優として活動している。
『キム秘書はいったい、なぜ？』まとめ
等身大の若者役で魅力を発揮してきたパク・ソジュンがナルシストで自信たっぷりの大企業副会長ヨンジュンに扮した『キム秘書はいったい、なぜ?』。おとぎ話のように美しいヨンジュンとミソが、数々の試練を乗り越えて愛を深めていく姿から目が離せない。ヨンジュンが演出するゴージャスなデートシーンも必見だ。楽しくロマンティックで見どころたっぷりのラブストーリーを楽しみたい。
『キム秘書はいったい、なぜ？』を見れる動画配信サービス紹介
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