これこそが超早指し戦の醍醐味だ。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」への出場権をかけたエントリートーナメントの模様が4月3日に放送された。関東Bブロック準決勝で塚田泰明九段(56)と松尾歩八段(41)が対戦。持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算という独特の超早指しで、大熱戦を繰り広げた。両者、プレッシャーからか指の震えも止まらない状況に、視聴者たちも「熱い」「こっちが疲れる」といった声が相次いだ。