先月27日、丸山珠代オリンピック・パラリンピック担当大臣が閣議後の記者会見において「医療の現場を預かるのは東京都。大会を開催する当事者としてどのようにするおつもりなのかということをお示しいただきたいと思っている」などと苦言を呈したことに対して、東京都の小池都知事が「実務的には詰めている」としたうえで「都の役割の部分と組織委員会の方で決めているので、それらについてよく聞いていただきたい。これは連携しながらやっていくこと。コミュニケーションをしっかりとっていく必要がある」などと反論。両者の溝が浮き彫りになった。