昨年発表された4期生楽曲「I see…」はMVが公開されると、キャッチーなメロディーなどが話題に。SNSで拡散され、わずか3カ月超で再生回数は1000万回を突破。その後、新4期生の5人が加わり、12月には16人体制で初の4期生配信ライブを開催した。
乃木坂46の次世代を背負うと期待される清宮と筒井。2月23日開催の「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE」への思い、4期生の現在地について聞いた。
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ーー2人が「バスラ」に参加するのは3回目です。今回への意気込みを教えてください。
清宮:私は「僕は僕を好きになる」で初めて選抜メンバーに選んでいただきました。今回の「バスラ」ではこれまで発表されたいろんな表題曲を選抜メンバーとして披露します。先輩方と一緒にパフォーマンス出来るのがすごくうれしいし、リハでは初めて選抜の雰囲気も味わっているので、本番もすごく楽しみにしています。
筒井:今回は配信ライブなので、カメラに映る表情がとても大事だって思います。それと新4期生のみんなにとっては初めての「バスラ」です。16人でパフォーマンスもするので、新しい4期生の姿を見せられたらと思います。
ーー昨年12月には4期生単独で配信ライブを行なっています。そこでの経験も活かせそうですね。
清宮:そうですね。こないだの4期生ライブでは、スタッフさん含めカメラ割の練習をたくさんしたので、その経験は活かせるんじゃないかなと思います。どんどん良くなっていく配信ライブをお見せ出来ると思うので、ぜひみんなの表情にも注目してください!
ーー新4期生が加わって変化を感じたことはありましたか?
筒井:新4期の子はライブの経験を積んでいない分、リハから真剣に向き合っていました。その姿は4期生のみんなにも刺激になったと思います。最近、振りに個性が出てしまっていた部分があったので、11人も気持ちを引き締めたというか。みんなで先輩方の動画を見ながら「自分たちと違うね」と細かく指摘し合い、改善していきました。
清宮:私は新4期生が入って、4期生全体で活動出来る機会も増えて、それがすごくうれしいんです。新4期生の勢いに負けないように、11人も初心に戻って頑張っています。
ーー最新シングルに収録されている「Out of the blue」はこれまでの4期生楽曲のMVで最もコミカルな作品だと感じました。コント番組「ノギザカスキッツ」(日本テレビ)での経験がすごく活きてますよね。
清宮:ありがとうございます。「ノギザカスキッツ」で演技の経験を積んだことで、前よりも恥かしがらずに監督さんの要求に、みんなで応えていける空気感になったと思います。あの番組で得たものは大きいですね。
ーー清宮さんが怒りに身を任せて、早川聖来さんと田村真佑さんを枕でぶっ飛ばすシーンは迫真の演技だなと。
清宮:あれは、さまざまな場面を合成して作っているんです。実際はマネキンみたいなものを相手に思い切りやっていたんですけど、それが編集されて最終的にああいう映像に仕上がったのは私自身も「すごい」と驚きました。
ーー筒井さんが泣き叫んでいるシーンも見どころの一つだと思います。
筒井:あれは結構、苦労して演じました。現場で監督さんに「もっと! もっと!」と要求されて(笑)。でも、自分の演技のせいで、映像が小さくまとまらないように、頑張りました。「ノギザカスキッツ」で殻を破ることが出来たので、曝け出すことへの抵抗も薄れてきていました。それがあの演技に繋がったんじゃないかなと思います。
ーー撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
清宮:とにかく体力勝負でしたね(笑)。実際の旅館の宴会場を借りて、枕投げを繰り広げたんですけど、みんなクタクタになりながらやっていました。
ーーでは本編ラストの寝不足の表情はリアルに近いということですか?
清宮:あのシーンは1番最初に撮影したんです。けど、早朝の撮影だったので、本当に寝不足ではありました(笑)。
ーーでは逆に言うと、とても健やかな表情で寝不足のメンバーとの対比を作っている遠藤さくらさんと北川悠理さんは名演技ですね。
清宮:そうですね(笑)