4月5日に弾道ミサイルを発射した北朝鮮だが、同15日には金日成国家主席の生誕105年記念パレードを行う予定だ。このように数字の「5」を節目として、多くのイベントが行われてきた北朝鮮だが共同通信社編集委員で元平壌支局長の磐村和哉氏は、その理由について「北朝鮮は5年ごとの節目、5年、10年、15年、20年、これを非常に重視します。いろんな説があるんですが、ひとつには星の形がヒントになる」と説明した。
金日成首席の生誕記念日は4月15日「太陽節」(北朝鮮の祝日)と呼ばれ、金正日総書記の生誕記念日は2月16日「光明星節」(北朝鮮の祝日)。社会主義国家において「星」というのは権力を象徴する非常に重要なものだという。