「将来の夢はありますか?」もし中学生のときそう聞かれていたらハッキリと答えられていただろうか。周りを見渡してみれば、趣味や特技を見つけて「やりたいこと」をはじめる人が出てきて、自分自身もそろそろ将来を決めなければと焦りだす時期だ。
  2月24日の京都・神戸を皮切りに、全国で順次公開される映画『神さまの轍-checkpoint of the life-』では、ロードバイクに魅せられた幼なじみの中学生、佐々岡勇利と小川洋介が、そうした進むべき道を見いだしていくというストーリー。数年後、勇利はロードバイクで夢を掴んだものの挫折。一方の洋介はその夢すら見つけられないまま話は展開していく。