6日午後16時30分頃、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が勾留先の東京拘置所から保釈された。
 ゴーン被告は昨年11月に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で起訴、さらに今年1月には特別背任の罪で追起訴され身柄を勾留されていた。東京地裁は5日、ゴーン前会長の保釈を認める決定を出し、6日午後に現金で納付されたことによる処置で、去年11月の逮捕以来、108日目にして身柄拘束を解かれたことになる。