「一人では何もできないくせに」「子どもに面倒を見てもらいたいのか」「親が障害者だとかかわいそう」。
 障害のある人たちが感じる、結婚、出産、そして子育てに関する不安。そして、子どもを持つということ自体への疑問の声。作家の乙武洋匡氏は、「家族や子どもを持ちたいというのは、人生や幸せに直結してくる部分だと思う。だからこそ、障害があってもそこにアクセスできる社会であって欲しいと思う反面、"現実的にどうなるの?"という疑問は、きっと多くの方が思うことだと思う」と話す。