イギリスの“合意なき離脱”を避けるため、野党の労働党が提出したEU離脱を3カ月延期する法案。ボリス・ジョンソン首相は、この法案が可決されれば総選挙に踏み切ると牽制していたが、法案は可決し上院に送られ、総選挙も賛同を得られなかった。
 一連の動きの中では、与党の保守党からも造反する議員が出ている。3日、EU離脱延期法案を審議するか議論している最中、ジョンソン首相が答弁しているにも関わらず、保守党の議員の1人が議場を横切り、野党の席へ。そして、そのまま野党に移籍した。