今場所は白鵬がケガで二日目から姿を消し、鶴竜も八日目から休場となり、横綱不在となってしまった。両横綱とも34歳と若くはなく慢性的なケガも抱え、ここ最近は休場が目立っている。御嶽海が初優勝した昨年名古屋場所から今場所までの8場所中、皆勤した横綱がいない場所はこれで4場所目。過去3場所はいずれも関脇以下の力士が賜盃を抱いており、今場所も豪栄道、栃ノ心の両大関は今のところ優勝争いには絡めそうになく、無敗で勝ち越しを決めた平幕の隠岐の海が単独トップ。これに続くのが平幕で1敗の明生。さらに2敗で御嶽海、貴景勝の両関脇以下、6人が追うという混戦模様だ。