将棋の王座戦五番勝負第2局が9月18日、大阪府大阪市「ウェスティンホテル大阪」で午前9時から行われている。第1局は、挑戦者の永瀬拓矢叡王(27)が千日手・指し直しの末に勝利。初防衛を目指す斎藤慎太郎王座(26)は、タイに持ち込めるか。
 過去の対戦成績では、斎藤王座が1勝、永瀬叡王が2勝。本局は、流行形の角換わり腰掛け銀から始まったこともあってか、両者ともほぼ持ち時間を使わずに、序盤が進行した。永瀬叡王は、タイトル奪取に成功すれば、豊島将之名人(王位、29)、渡辺明三冠(35)に続いて、3人目の複数冠となる。