将棋の棋王戦挑戦者決定トーナメント3回戦が9月19日に行われ、羽生善治九段(48)と深浦康市九段(47)が午前10時から対局中だ。両者の対局は、歴代単独16位の81回目。
 羽生九段は1985年12月に四段昇段。以降、当時あったタイトルを全て保持する七冠独占や永世七冠、タイトル通算99期、通算最多勝など、数々の大記録を樹立してきた。現在も竜王戦1組、順位戦A級と、第一線で戦い続けている。
 深浦九段は1991年10月に四段昇段。王位のタイトルを3期連続で保持した実績があるほか、棋戦優勝も9回。対羽生戦では、33勝47敗と負け越してはいるものの、羽生九段の通算勝率が7割を超えることを見れば、苦しめている棋士の一人と言える。