いつ来るかわからない“流し”を待つのではなく、スマートフォンの配車アプリを使って呼び出すことも増えてきたタクシー。しかし、今この配車アプリの不適切利用で、タクシー業界が悲鳴を上げている
 配車アプリは、複数の会社の中から最も利用者に近いタクシーが迎えに来る仕組みで、スマホ向けに相次いでリリースされている。ところが、「一時期問題になった飲食店での予約(キャンセル)問題と同じ。背景として、以前よりもアプリ利用の配車が増えている。問題点が各事業者からあげられる頻度が増加している」(東京ハイヤー・タクシー協会 太田翔平広報委員長)という。