秘書が地元有権者に2万円の香典を渡した疑いが『週刊文春』に報じられ、25日に経済産業大臣を辞任した菅原氏。辞任の理由について菅原氏は、「現在、私の地元の政治活動に関して様々な報道がされているが、今日から各委員会も本格化して動き出す中で、私の問題に関して国会が停滞する、法案審議ができないのは本意ではない」と説明した。
 公職選挙法では、地元有権者に香典を渡す行為は政治家本人が渡す場合を除いて原則、寄付行為にあたるとして禁じられている。また、菅原氏は2006年から2007年にかけて、地元選挙区の支援者に「メロン」「カニ」などの贈答品を配った疑惑があり、国会で追求を受けていた。