「生涯未婚率」が年々増加する一方、内閣府の調査では「結婚を希望する」と答えた人の割合は8~9割に上っている。こうした社会情勢に合わせるように、様々な婚活サービスが登場してきている。
 「生涯独身でいくと、孤独死というか、寂しいということがある。誰か支えてくれる人がいれば、また違った楽しい時間を過ごせるのかな」。
タクシー運転手の亀山徹さん(41)も、結婚を目指して頑張っている一人だ。彼女いない歴20年、婚活歴は10年以上。トータルで200~300人に会ったといい、これまでに費やした費用は約200万円に上る。うまくいかない理由について、箇条書きのように質問を送ってしまうなど、「相手のことを考えずに、本能でやってしまった」と反省している。