前東京都知事の舛添要一氏が、”私的視察”とする主張が波紋を呼んでいる千葉県の森田健作知事に関する一連の問題について、2つの提言を行った。その一つは「公用車は無くすべき」である。
「例えば、安倍総理が河口湖の別荘に行く。総理の公用車には前後護衛の警察車両がつく。ゴルフに行く時も同じだ。東京都知事というのは、およそ1400万人の都民の生命と財産を預かる立場だ。私も公用車で別荘に行ったが、叩かれた。ルールどおり使用したのに、なぜ叩かれたのか。『どこが違うのか』という説明が無い。では公用車とは何なのか? 自宅に居ようが、災害があれば飛んでいく。買い物に公用車を使ったらダメと言われるが、その最中に何かあったらどうするのか? 公私の区別が無いのであれば、24時間公用車をつければいい。多少ムダがあるかもしれないが、それは常識の範囲内だ。そうでなければ、完璧に無しにして欲しい」