「企業は採用不採用の決定権で、就活生の人生を左右できるという立場を利用してハラスメントを行うことを直ちにやめてください」
 2日午前に行われた、“就活セクハラ”の防止対策を厚生労働省に求める学生たちの会見。東京大学や早稲田大学など6つの大学から集まり、就活生の実情を訴えた。
 「OB訪問中やインターン後の社員との食事の中で、何度も聞かれたことがあります。『彼氏いるの?』『結婚ってどう思ってる?』『うちは社内結婚多いから安心だね』『早めに彼氏作らなきゃ売れ残っちゃうよ』『すぐに結婚すると困るからやめてよね』。私を採用するにあたってこれらの情報は本当に必要なものなのでしょうか」(被害を訴えた学生)