将棋の竜王戦1組ランキング戦が1月8日に行われ、羽生善治九段(49)と橋本崇載八段(36)が現在対局中だ。両者とも、2020年の公式戦初対局。
 将棋界にある最多記録のほとんどを保持している羽生九段だが、前人未踏のタイトル通算100期までは、あと1つ。自身初のタイトルとなった竜王戦で、大台達成に迫れるか。まずは1組ランキング戦で活躍し、より優位な状況から本戦への参加を目指す。
 橋本八段は、巧みな受けが持ち味の実力者。過去2勝7敗と負け越している羽生九段相手に、本局では昼食休憩までわずか7分しか時間を使わない早指しで対抗している。持ち時間では、既に1時間30分ほどの差がついた。