27日夜のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した橋下徹氏と作家の乙武洋匡氏が、感染が拡大する新型コロナウイルスの問題について議論した。
 なかでも作家の乙武洋匡氏は報道のあり方について問題提起。「テレビ番組などが“PCR検査をもっと受けさせるべきだ”と言っているが、それは違うと思う。もちろん医療機関のリソースが無制限にあるならいいが、今はいかに医療機関をパンクさせずに重症化しやすい高齢者や持病を持った方を受け入れるかが重要だ。神奈川県が新しい検査方法を発表したというニュースも出たが、現時点での検査は医師が防護服を着て検体を取って、という手間暇のかかるもので、そんなに軽いものではない。不安に思った人が誰でも受けられるようにしてしまえば、死亡のリスクのある人に回ってこなくなってしまうし、それは避けないといけない」と指摘した。