新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために政府が提出し13日に可決・成立、14日に施行された新型インフルエンザ等対策特別措置法について、AbemaTV『NewsBAR橋下』で橋下徹氏と三浦瑠麗氏が議論を深めた。
 「緊急事態宣言」が焦点となっている今回の特措法について、橋下氏は「国会での議論や一部メディアは、“この新しい特措法は危険だ、政府がすごい力を持つ。慎重になれ”と言うが、そうではない。すでに政府は“要請”という言葉を使って、ある意味で法律の根拠なく、強権発動に匹敵するようなことをやっていて、それによってみんなの活動が止まってしまっている。むしろ強烈なことをやっているからこそ、期間と規模と補償をきちんと定めた法律に基づいた形にしなければいけない。そうすれば、何でもかんでもありにはできない。もし今回の特措法が危険だと言うのなら、イベントを止めるところに限って法律を作ればいいし、そこは政府、国会議員が責任を持って、基準はこうだと決めなければいけない。それなのに特措法を作っても適用するかどうか分からないみたいなことを言っている。何のためにやっているのか」と批判した。