日本相撲協会の芝田山広報部長が、名古屋から東京・両国国技館に場所を移し、無観客で開催される予定の7月場所について「稽古が一番心配だ」と力士の状態を慮ると、開催に向けた協会の取組や各部屋の現状について明かした。
 今月4日、日本相撲協会は令和2年の大相撲夏場所(東京・両国国技館)の中止を決定した。本場所の中止は平成23年春場所以来となる。また13日には、高田川部屋所属の勝武士が新型コロナウイルス感染症による肺炎のため、28歳の若さでこの世を去るなど、相撲ファンにとっては残念な知らせが相次いだ。