「攻殻機動隊」は士郎正宗による、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた漫画で、これまでテレビアニメや劇場版アニメ、小説、ハリウッド映画、ゲームなどさまざまな形でリメイクされ続けているSF漫画の金字塔とも言われる作品。

「VR能 攻殻機動隊」はその「攻殻機動隊」を日本の誇る古典芸能である能で表現。更に、最新技術「空中結像技術(AIRR)」を使い、仮想現実空間を舞台上に再現。VR用のゴーグルなしで見られる世界初の試みとなる、最新技術と伝統芸能が融合した「未来の演劇」とも言える作品。

演出は舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」などを手がけた映画監督・奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD」シリーズなどで知られる藤咲淳一。VR技術は国内のVR研究での第一人者・稲見昌彦(東京大学教授)、映像技術は日本初の舞台での3D映像を開発してきた福地健太郎(明治大学教授)と杉本麻樹(慶應大学教授)。空中結像(AIRR)技術を手掛けるのはこの技術の創始者・山本裕紹と陶山史朗(宇都宮大学教授)。

出演は、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する坂口貴信、谷本健吾、川口晃平、そして業界大注目の観世宗家のプリンス・観世三郎太など。

そして今回、能を初めて見る方にもより分かり易く、より楽しめるように能やVRについて解説をするスペシャルナビゲーターに4名の豪華声優が決定、声優としてはもちろん俳優としても第一線で活躍する津田健次郎(13日)、「鬼滅の刃」我妻善逸役や「うたの☆プリンスさまっ♪」来栖翔役など不動の人気を誇る下野紘(14日昼)、「アイドルマスター シンデレラガールズ」二宮飛鳥役などヒット作に多数出演する青木志貴(14日夜)、アーティストとしても絶大な人気を誇る蒼井翔太(15日)が務める。

初日は特別に津田健次郎本人が登場。 14日昼公演の下野紘、15日の蒼井翔太は、演出家であり映画監督の奥秀太郎による特別映像にあわせて声の出演、そして、14日夜公演の青木志貴は初の試みとして自らのリアルアバターとして登場する。

【攻殻機動隊】
近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた漫画で、1989年から展開されている人気シリー ズ。押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」のほか、「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、「攻殻機動隊ARISE」シリーズ、現在NETFLIXで配信中の 最新作「攻殻機動隊SAC_2045」などが制作されてきた。スカーレット・ヨハンソン主演で実写化したハリウッド映画版も話題になった。

【スタッフ】
原作:士郎正宗(「攻殻機動隊」講談社 KC デラックス刊)

演出:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一
VR 技術:稲見昌彦(東京大学)
映像技術:福地健太郎(明治大学)
映像技術:杉本麻樹(慶應義塾大学)
空中結像(AIRR) 技術:山本裕紹 陶山史朗(宇都宮大学)

【製作】
製作 TBS
©士郎正宗・講談社/TBS・EVISION

【出演者】
坂口貴信
谷本健吾
川口晃平
井上裕之真
関根祥丸
観世三郎太(観世流能楽師)

【スペシャルナビゲーター】
津田健次郎(出演)
下野紘(声の出演)
青木志貴(アバター出演)
蒼井翔太(声の出演)

【公演日程】
10 月 13 日(金)18:30〜 坂口貴信/井上裕之真/川口晃平/観世三郎太  
スペシャルナビゲーター:津田健次郎

10 月 14 日(土)11:00〜 坂口貴信/谷本健吾/川口晃平/観世三郎太 
スペシャルナビゲーター:下野紘

10 月 14 日(土)18:30〜 坂口貴信/谷本健吾/川口晃平/観世三郎太 
スペシャルナビゲーター:青木志貴

10 月 15 日(日)11:00〜 坂口貴信/谷本健吾/関根祥丸/観世三郎太
スペシャルナビゲーター:蒼井翔太